10年も悩んだ夜間頻尿・・・K,T 様 53歳 男性

 

 

 ・・・そして私の持病の事について話を聞いてもらいまして、睡眠中に何回もトイレに行くことや、酒を飲みすぎたときに腰の後ろが痛くなることなどを説明すると、膀胱の治療もしてもらうことになりました。

 

 これも又、3ヶ月ほどでトイレの回数も1回か2回ぐらいに減ってきました。これで夜もぐっすり眠ることが出来る様になり、助かりました。本当に良かったです。

 

 東カイロプラクティックは本当にすばらしい ありがとうございました。

 

 

 

 

 院長のコメント:実はこの患者さんは、この紹介ページの最初に掲載している腰痛の患者さんと同人物なのです。この患者さんは、少し専門的にいうと、膀胱左側の尿の入り口周辺の筋肉が緊張して、腎臓から送られてくる尿がうまく膀胱内に流入しない機能障害があったと思われます。そのため、腎臓がはれる水腎症を起こし、左側の腰痛が出ていたようです。また、尿管口周辺の膀胱の緊張が排尿センサーを過度に刺激して頻尿(トイレが近い)になっていたと思われます。

 

 なぜこの腰痛が膀胱や腎臓の障害によるものであると判断したのは、問診の時に『酒が好きで毎日飲みたいのだが、1週間晩酌すると腰が痛くなって4〜5日は酒をやめなければならない』と、また、『約10年も前からトイレが近く、特に夜中は一晩に4〜6回も行くようになって眠れない。』と言われたことです。

 

 早速、膀胱と骨盤の検査をすると障害が見つかり、施術の結果素晴らしい効果が出て患者さんに喜んで頂き、私も大変うれしく思いました。(この感想を書かれた以後の治療で夜中のトイレもほぼ0回に改善しました。)

 

 ただ、この患者さんは7年以上に渡って整体やマッサージに通われていたにもかかわらず徐々に悪化傾向にあったのです。以前の施術が根本治療になっていなかったと思われます。先ほどの疾患名で炎症の付いているものは、我々手技療法の範疇外ですが、病院の治療と併用して行うことで、慢性や繰り返し炎症を起こすことがほとんどなくなります。それは、感染通路の尿道を締める筋肉(尿道括約筋)が機能障害のために締まりが悪く逆流を起こして細菌感染を起こしやすい状態が改善されるためだと思われます。

 

 心当たりがある方は是非当院を受診することをお勧めします。

 

 私も一治療家として、診療の場で精緻な問診と検査による正確な原因の探求がいかに大切であるか思い知らされた症例の一つでした。

 

 また、尿の問題(失禁・頻尿・残尿感・勢いがない)は男性だけに限らず逆に女性の方が多い障害です。これも、骨盤や内臓の機能障害から起こっているものは(これが一番多い原因)大変よく改善しますし、尿以外の生理痛・生理不順・ぢ・便秘・慢性膀胱炎・前立腺炎なども大変素晴らしい効果が出ています。

 

 

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